メモ用紙にこだわるのは、女性社員やマメな性格の人に多いようだ。外出先から会社に戻ってきて、伝言がオシャレな紙で残されていると、おおっと思ってしまう。電話を受けた人の名前が書いていなくても、誰だかわかるなんてこともある。たかがメモ用紙とはいえ、個性を演出するアイテムにだってなるわけだ。
メモ用紙を作る作業は、わが社では自分たちですることはない。経理として勤務している御年70歳のおばあさん社員が、ヒマを見つけてはせっせと使用済みのコピー用紙を切り分けているからだ。したがってこの点では非常にラクをしているのだが、メモ用紙でこんな恩恵を受けている会社はウチぐらいのものだろう。
メモ用紙で伝言を残す場合、その人の机にテープで貼り付けるのがマナー、という気がする。ある時、営業のリーダーが体調不良で1週間ほど休んだ。その間貼り付けられた紙の枚数は半端ではなく、冗談抜きに机が紙で埋め尽くされた。復帰してきたリーダーは、メモ用紙だらけの机を見て、もう一度休みそうな顔になっていた。
メモ用紙1枚にビッシリと書き込んでしまう癖がある。電話をしながら書き込んだりするため、自分でも何がなんだかわからなくなることも多く、まあ悪癖だと言えるだろう。ただ、資源の無駄遣いを避けているという見方もできなくはない。メモ用紙を節約して、オフィスから地球の環境について考えているわけだ。
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